羽毛布団の誕生 2

羽根ぶとんも羽毛 ふとんも、水鳥の毛を使うことでは同じです。


しかし、現在の基準(法的基準ではなく業界による自主的表示ですが…)、では羽根ぶとん厳水鳥の毛93%以上、陸鳥の毛5%以下、その他2%以下で、フェザー(水鳥の腹の小羽根)が50%以上であること。


羽毛ぶとんは水鳥の毛が97%以上、陸鳥の毛1%、その他2%以下で、ダウン(水鳥の胸のわた羽)50%以上・・・となっています。


この基準に適った商品には「グッドフトンマーク」を取りつけるというような方法で消費者への表示を行っています。


寝具革命のよび名が高かった昭和40年代は、いってみれば化繊・合繊といった非撚糸繊維の最盛期でした。


自然の繊維には進歩はありませんが、化学繊維には進歩があるという言葉にも説得力があって、じじつ、より良い化学繊維が開発されてもきました。


しかし化学繊維の開発のテンポにも加速的ないきおいがなくなり、また吸湿・保温の点でいぜんとして天然のものにはかなわない現状からみると、天然ものの高級化にひとびとの目が向けられるのも歴史の必然であるかもしれません。


真綿ぶとんが幅をきかせ、羊毛ぶとんも同様の理由でにわかにシェアを広げてきました。


すべては今後のなりゆきにもかかっています。


しかし羽毛にせよ、羊毛にせよ、長所はまた弱点でもありうるわけで、長年の使用によって羽毛が折れるとか、羊毛のフェルト化が起きるでしょう。


あるいは羽毛も羊毛もよほど目のつんだ布地で包まないと、布目から細かな毛がとび出してきます。


そのほか残脂率に関連した匂いの問題もありますね。

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